高齢者のワクチン接種が始まり、接種を終えた人から話を聞く機会が増えました。
みなさんそれぞれ体質や体調が違うように、接種後の状態も様々です。
今回はサンプルのひとつとして、院長の平松が接種したときの状況をご報告します。
ワクチン接種1回目
医療従事者を対象とした1回目の接種は、5月中旬に行われました。
接種を受けたのは14時すぎ。
接種時の痛みはほとんどなく、不調は感じませんでした。
他の医師や看護師といった医療従事者の方々も、何事もなくすごしたとのことです。
ワクチン接種2回目
2回目の接種は、6月上旬に行われました。
メディアや周りの人からは「2回目の方がつらい」、「1回目は何も起こらなかったけれど、2回目はひどい倦怠感があった」などの話を聞いていましたが、私の場合は2回目の方が楽でした。
接種時の痛みは1回目と変わりませんでしたが、医院に戻ってからは通常通り仕事をし、帰宅後は子どもとも遊ぶことができました。
接種を受けた約半数の人に頭痛が、およそ5人に1人の割合で発熱が起こるといわれていますが、どちらも起こっていません。
私は医療従事者枠で集団接種を受けたのですが、接種後の待機場所にいた20人くらいの人は、全員不調を訴えることなく帰宅されました。
5月からは当院でも高齢者を中心におよそ100人の接種を行いましたが、当日に不調を訴えた方はいらっしゃいません。
実際に副反応がある方もおられるので、「みんな大丈夫」とは言えませんが、全員に強い副反応が出るわけではないことを知っていただければと思います。
偏った情報ばかりを信じてしまったり、副反応があった人からの体験談だけに惑わされたりせず、体調やスケジュールを整えて接種を受けられることをおすすめします。
不安な場合は主治医など、専門知識のある人にご相談ください。
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