新着情報

News

要観察・要精査・要治療を解説。健康診断後の再検査を受けていますか?

お役立ち情報24/05/10

新年度を迎え、健康診断のお問い合わせが増えています。

会社や自治体などから、年齢や所属に応じた健康診断を受けるようにとの通知を受け取られた方も多いでしょう。

健康診断はできればではなく必ず受診し、ご自身の健康維持に役立ててください。

ただ健診を受けても、

👨要観察・要精査・要治療といった結果が示されていても、誰に相談したらいいのかわからない

👩どういった対応が必要なのかがわからない

といったご相談をよく伺いますので、今回は要観察・要精査・要治療への対応について説明したいと思います。

健康診断の結果は誰に相談すればいい?

健康診断は基本的に、会社や自治体から案内のあった病院(健康診断を行うための設備がある病院)で受けることが多く、「要治療などの結果が出ても、誰に相談するべきかわからない」という方がおられます。

この場合は、かかりつけ医や近所の内科医にご相談していただければと思います。

小さなクリニックなどでは再検査を行う設備がない場合もありますが、必要な検査が受けられる病院をご紹介することはできますので、話しやすい医師を選んでご相談いただけるとよいでしょう。

当院でも可能な検査がありますし、再検査が受けられる地域の病院をご紹介しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

要治療と診断されたとき

健康診断の結果に要治療と記載されている場合は、かなり高い確率で病気にかかっていることが考えられますので、速やかに必要な機関を受診し、治療を開始してください。

当院の患者さまの中にも、「健康診断では要治療と言われたけれど、症状がないから再検査は受けない」とおっしゃる方がおられますが、症状が出ていない病気を見つけるのが健康診断です。

自己判断はせず、必ずすぐに受診してください。

要精査と診断されたとき

要精査と記載されている場合は、要治療ほどの緊急性はないものの、非常に疑わしい状態であるため、詳しい検査を受ける必要があると考えてください。

再検査ではもう一度同じ検査をしたり、より詳しい検査を行ったりすることで、実際に治療が必要な状態かどうかを見極めていきます。

健康診断は基本的に前日夜から絶食をして受診していただくのですが、まれにうっかり、あるいはどうしても我慢できず食べたり飲んだりしてしまい、検査時に高い血糖値が出る患者さまがおられます。

この場合にも要精査となることがあるのですが、「黙っていたけれど、実は食べてしまったから要精査になったのだ」と考えず、何かしらの病気が原因で要精査となっている可能性を考え、必ず再検査を受けるようにしてください

便の潜血検査も同様に、「1日しか異常がなかったから大丈夫」ではなく、1日でも異常があれば大腸カメラなどの再検査を受けてください。

大腸カメラは「結果的に何の問題もなかった」とされることの多い検査ですが、この検査で発見される多くの大腸がんが初期のものです。

もし発見されれば治癒可能な場合が多いため、治療を開始するためにも詳しい検査が必要です。

早期治療を始めるためにも、ぜひ結果は前向きに活用しましょう。

要観察と診断されたとき

要観察と記載されている場合は、緊急を要する状態ではないけれど、次の健康診断まで放置しておくには不安があると考えてください。

要観察の場合は検査などに加えて改善に向けた指導が行われるとともに、3か月や6か月後に再受診するように指示されることがあります。

これは改善に向けて努力を行った結果、数値等が良くなっていればこれまでの取り組みを継続すればよいことが確認でき、改善していない、あるいは悪くなっている場合は治療が必要である等の判断がなされます。

まれに「そんなに待ちたくないからすぐに再検査してほしい」と言われる患者さまがおられますが、すぐに再検査しても結果が変わることはほとんどありません。

まずは医師の指示に従って生活改善等に取り組んでください。

受診の際に必要なもの

健康診断の結果を受けて受診する際は、異常のある部分の検査結果だけでなく、実施された健康診断全ての結果、さらには他の機関で受けた検査の結果も併せて持ってきていただければと思います。

また治療中の病気があり、薬を服用している場合はまず主治医にもご相談ください。

ひらまつ内科クリニックでできること

当院では、視力・聴力・胸のレントゲン撮影・採血・診察・一部血液検査・超音波等、を対象とした健康診断を受けていただくことが可能です。

雇用時の健康診断や、企業様等の集団検診にも対応しておりますので、対応可能な項目や時期については、個々でお問い合わせください。

🏥🏥🏥

健康診断は
🤔通常半日から1日かかる
🤔予約が必要
🤔半日近い絶食が必要
などの面倒なイメージが先行し、受けずに済ませてしまう方がたくさんおられます。

また再受診の必要ありと示された結果を受け取っても、自己判断で時間を空けて受診されたり、次の健康診断まで様子見をされたりする方も少なくないのが現状です。

ただ健康診断は早期発見・早期治療によって患者さまの負担を減らすことを目的としており、最短時間でできる健康管理と考えていただきたいのです。

健康診断を受けることは、ご本人やご家族、職場や社会にとっても非常に大切なことであることを、改めて知っていただけたらと思います。

当院では一般検診を30分ほどで終了し、患者さまへの負担を最小限とすることを目指しています。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ひらまつ内科クリニックは岡山市北区で
内科・呼吸器内科の診療を行っています。

頼れる地域の「かかりつけ医」として、
「困った時の気軽な相談窓口」として、
皆さまの健康に貢献してまいります。

 

 

カテゴリー

タグ

  • 岡山市北区で内科・呼吸器内科なら
    杜の街 ひらまつ内科クリニック

  • 〒700-0907
    岡山市北区下石井二丁目10番8号
    杜の街グレース 杜の街プラザ5階

    086-232-1070

診療時間
9:00〜12:30
13:00〜15:00
15:30〜18:00

※13:00〜15:00は訪問診療・往診・予防接種(火曜日・土曜日を除く)