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春から夏の鼻水・のどの痛み・咳・頭痛・皮膚疾患に自己判断は禁物です

お役立ち情報24/07/10

当院では最近、鼻水やのどの痛み、咳、頭痛、皮膚疾患といった症状で受診される方が増えています。

患者さまはそれぞれ「コロナではないか」、「風邪だと思う」とご自身の判断をされていることも多いのですが、意外な病気が原因となっていることも少なくありません。

そこで今回はこの時期多い症状と判断について、お話ししたいと思います。

原因はコロナ・風邪・花粉症以外にも

ここ最近、鼻水やのどの痛み、咳、頭痛、皮膚疾患などに悩んで来院される患者さまの不調の原因は、コロナ、風邪、花粉症が多い傾向にありました。

インフルエンザは非常に少なくなっているのですが、疑わしいのであればコロナとインフルエンザの検査は行った方がよいと考えています。

またアレルギーや気管支炎、皮膚疾患や偏頭痛といった症状に悩んでおられる患者さんの中には、空気汚染が原因の方も。

「これまで花粉症にかかったことはない」という方が花粉症だったり、「子どものころに喘息といわれたことなんてない」という方が喘息にかかっておられた例もありますので、自己判断せず、まずは診察を受けていただきたいと思います。

原因はすぐ特定できることもありますが、すぐには特定できないケースもありますので、診察を元に薬を処方したり、詳しい検査が必要と判断した場合は設備のある病院を紹介することも可能ですので、まずは診察を受けられることをおすすめします。

症状別の対応

アレルギー疾患の場合

気管支炎や咽頭炎など、明らかにウイルスではなく細菌感染であることがわかった場合は、症状を緩和する抗生物質を処方します。

ウイルス感染の場合は、個々のウイルスに適応する薬があればそれを処方します。

細菌感染でもウイルス感染でもなく、効果のある薬が特定できない場合は症状を和らげて体力を回復させるため、対処療法として鼻水を止める、熱を下げる、のどの腫れを抑えるといった薬を処方します。

皮膚疾患の場合

何かのアレルギー反応として皮膚疾患が出ている場合は、抗アレルギー成分を含んだ薬を処方します。

症状が全身ではなく部分的に出ている場合は、塗り薬を処方します。

気管支炎の場合

アレルギー性の気管支炎(喘息)の場合は、気管に作用する吸入式の薬を処方し、体内に効果を拡散させていきます。

喘息は特徴的な呼吸で判断されることの多い病気ですが、息苦しい、痰が出るといった症状のほかにも、咳だけといった症状でも喘息の場合もあります。

当院は呼吸器も専門としてますので、呼吸器に不安のある方はぜひご相談ください。

偏頭痛

血管が開いたり収縮したりする動きがうまくできなくなることが原因で起こることも多いので、血管に作用する薬を処方します。

偏頭痛には専門の薬がありますが、偏頭痛にしか効果がないため、患者さまのお話を伺い、症状を判断して処方しています。

不調を感じたときは

当院へは「鼻の調子が悪いので耳鼻科を受診したが、鼻には問題がないので内科を受診するようにすすめられた」といった患者さまも来られます。

よくある症状かと思っても、専門医でなければ明確な判断が難しい場合もありますので、体調がすぐれないときは自己判断をせず、早めに内科をはじめとする医療機関を受診されることをおすすめします。

早く受診して治療を始めれば体や経済的な負担も少なく済む場合が多く、早くいつも通りの生活に戻れますので、つらい症状のある方は「病気の窓口相談」といった軽い気持ちで、ぜひお早めにご相談ください。

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ひらまつ内科クリニックは岡山市北区で
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