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介護認定と、主治医意見書についてのご相談を承ります

お役立ち情報24/09/16

暑さがなかなか納まらず、高齢の方には特に負担になっているように感じます。

当院では高齢の患者さまが受診された際は、現状抱えておられる病気や体調不良に加えて、年齢によるお困りごとはないかをお伺いすることがあります。

健康や生活に課題のある高齢の患者さまのなかには、利用できる介護サービスもあるためです。

そこで今回は介護認定と主治医意見書について、お話ししたいと思います。

当院が高齢の患者さまに介護認定をおすすめする理由

現在当院へは、ご本人が健康や自宅での生活に不安を感じて受診されるケースに加えて、高齢のご家族の健康に不安のある方や、遠方にお住まいなどでご家族の介護が難しくなった方がご相談に来られます。

また病気などで受診されたときに、近い将来介護保険を使うことが想定される方や、一定の年齢を迎えた方には当院から介護認定についてお話しすることがあります。

高齢とは言ってもお元気で、介護認定の必要性を感じていない方も多いのですが、当院では「介護の専門家とつながる」ことに大きな意味を感じています。

実際のところ認知症の症状もなく、お体が元気な方が介護認定を受けた場合は、要介護や要支援と認定されることがないこともあります。

けれど介護認定を通じてケアマネジャーとのつながりができるため、今後変化していく体調や状況に応じた情報を得て、相談しやすい環境ができることが大きなメリットです。

患者さまの状態が急に悪くなったとしても、ケアマネジャーと連携して介護サービスを受けられるようになるには、ある程度の時間がかかります。

そのため問題がない方でも一度介護認定を受けておけば、いざというときの相談先を確保し、早くサービスを受けられる環境が整えられるのです。

介護認定を受けるために必要なこと

現在介護サービスを利用していない方が福祉とつながり、介護認定を受けるにはまず、主治医に相談することがおすすめです。

主治医はかかりつけの医師でもかまいませんし、主治医がいない場合はお近くの医院でご相談ください。

ひらまつ内科クリニックでもご相談を承っています。

主治医は患者さまやご家族からの相談を受け、かかっている病気や体調、生活面でのお困りごとについてお伺いしていきます。

その上で患者さまの状態と必要なサービスを主治医意見書として作成し、ケアマネジャーと連携して介護認定を受けるための手続きを行います。

主治医意見書の作成にかかる費用は自治体が負担しますので、患者さまには受診にかかる費用をご負担いただきます。

医院での治療が必要と診断された場合は、それにかかる費用も必要です。

役所でのお手続きはケアマネジャーが行いますので、診察後のお手続きを患者さまやご家族が行う必要はありません。

介護認定は患者さまご自身とご家族の話、主治医意見書を介護認定審査会で審査し、要介護度が決まります。

ご本人の協力が得られれば、検査を行う場合もあります。

介護度はその時の状況によって変わります

健康な患者さまに介護認定を受けることをおすすめすると、「健康なときを基準に判断されると、必要なときに十分なサービスが受けられないのではないか」と心配される方がいます。

確かに健康なときは「まだ介護は必要ない」あるいは「介護度は低い」と判断されることもありますが、患者さまの体調が急に悪化した場合や、普段の生活においてできないことが増えてきたときは改めて審査してもらうことができます。

重要なの急な変化が起こったときや、長くご自身らしい人生を生きていくために必要な介護サービスを、適正に受けられる環境を整えておくことです。

受診は患者さまお一人でもご家族だけでも、また皆さんでお越しいただいても問題ありませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

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ひらまつ内科クリニックは岡山市北区で
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