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夏風邪とコロナはどう見分ける?5類相当になったら予防はどうする?

お役立ち情報22/07/05

ワクチン接種が進んだことや感染時の治療方法が確立されてきたことで、新型コロナウイルスによる死亡者や重症者が少なくなってきています。

感染類型も2類相当から5類相当に見直す流れがあり、「コロナは以前ほど怖い病気ではなくなった」との意識が広まっています。

ただ「感染対策は必要ない」とするのはまだ早く、感染状況やこれからのことを見越した行動は引き続き必要です。

今回はこの時期、コロナとの判断がつきにくい夏風邪と、最近よく耳にする感染類型についてご説明したいと思います。

夏風邪とコロナは見分けがつきにくい

夏風邪はのどの痛みや鼻水、下痢などの症状を特徴としています。

これは新型コロナの症状とも似ており、医師でも見ただけで判断するのは困難です。

検査しかはっきりした結果が出せませんので、「のどが痛い」、「鼻水が止まらない」といった症状がある場合は、すみやかに検査を受けることをおすすめします。

現在、岡山県内における感染者数は減少傾向にあり、病床数もさほど逼迫している状況ではありません。

熱中症対策もあり、屋外ではマスクを外すことも推奨されていますし、それによって感染者数が増えることはないとも伝えられています。

ただそのことと、「予防をしない」ことは別の問題。

日常的な予防は、新たな変異種の登場による感染者急増の対策になりますし、高齢者や持病のある方など、リスクの高い方への感染予防にもつながります。

体調がよくないと感じた場合は検査を受け、陽性であれば隔離など必要な対策を行ってください。

まずは「感染を広げないこと」が重要です。

5類相当になって大きく変わるのは手続きだけ

メディアではよく、新型コロナの感染類型を2類相当から5類相当に見直す動きがあることが報じられています。

すでに死亡者がさほど多い病気ではなくなり、インフルエンザと同等の扱いで十分という意見も見られます。

ただ「2類相当から5類相当に変更する」というのは、感染者を受け入れたすべての病院が細かな情報を個別に届け出る必要がなくなり、一定の患者数を抱える病院だけが規定の情報を届ければよくなる、という手続き上の違い。

治療や対処方法に違いはなく、「軽い病気だから対策を緩めてもよい」ということではありません。

飲み薬の開発も進んでおり、現在は対処療法的な治療しか受けていない軽症者も積極的な治療ができるようになります。

それでも時期や状況に合わせた予防や対策は必要ですので、ワクチンの接種や手洗い、ソーシャルディスタンスなどを心がけながらコロナに負けない社会を支えていきましょう。

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当院でも月に1回程度、成人向けに3回目のワクチン接種を行っています。

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「1回目や2回目の接種の際、熱が出てつらかった」という方のご相談にも応じています。

不安や気になることがある方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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