スギ花粉のピークが過ぎ、花粉症の症状が少し治まってきた方もいるようです。
ただヒノキ花粉の飛散のピークはこれからですし、減るとはいえスギ花粉もなくなるわけではありません。
花粉症の薬は梅雨の時期まで服用するのがおすすめです。
花粉症はなぜ梅雨になると治まるのか
花粉症の薬は症状が治まっても、梅雨の時期までは服用してほしいとお伝えしました。
なぜ梅雨の時期までかというと、雨がふれば花粉が濡れて地面に落ちることで飛散が抑えられ、地面に落ちた花粉も流されていくから。
雨によって空気中を舞う花粉がほぼなくなるのがこの時期だからです。
スギ花粉は3月半ばにピークを過ぎ、ヒノキも4月半ばには落ち着いてきます。
ただピークが過ぎたからといって飛ばなくなるのではなく、空気中にはまだ存在していますし、スギもヒノキも個体にごとに個性があり、日なたにあるという理由でたくさんの花粉を出すものも、ピークを過ぎてもある程度の量の花粉を飛ばすものもあります。
落ち着いたと思って薬をやめたのに突然飛散量が増え、症状がぶり返してしまう方も。
一旦ぶり返すと症状は治まるまでに時間がかかりますので、油断せず空気中の花粉がほぼなくなる梅雨までを服用の目途としてお伝えしています。
黄砂による不調も、花粉症の薬が一定の効果を発揮します
またこの時期花粉と同様に増えるのが、大陸から飛来する「黄砂」。
砂漠地帯から海を越えてやってくる砂粒ですが、経済活動によって発生した粉塵やガスなどを空気中でまとい、人体に深刻な被影響をもたらすことが確認されています。
成分的には花粉とは全く異なるものですが、「異物によって起こされるアレルギー症状」という面では近いものであるため、花粉症の薬が効果を発揮することが確認されています。
黄砂で鼻水が止まらない、喉が痛い、涙が出る、目がかゆいといった症状でお悩みの方は、早めに耳鼻科などアレルギー症状に対応した病院を受診し、つらい症状を改善しましょう。
またマスクも吸入を完全に防ぐことは難しいものの、一定の花粉の侵入を防ぐ効果はあります。
コロナやインフルエンザの菌に比べると花粉や黄砂は粒が大きく、防ぐにはマスクが効果的であることがわかっているのでぜひご活用ください。
花粉症の薬は自分に合ったものを見つけることが大切です
花粉症のシーズンに入ってからは、当院でも多くの患者さまに薬を処方しています。
薬もすべての患者さまに同じものを処方するのではなく、症状や体質に合うものをいくつか試してみながら、最適なものを処方しています。
以前このブログにも書いたのですが、「花粉症の薬は飲むと眠くなるもの」と考えている人がたくさんおられます。
けれどご自分の体質に合えば、効き目があって眠くならない薬もあります。
花粉症の薬はたくさんの種類が開発されているため、当院ではそれぞれの患者さまに合ったものが見つかるまで、粘り強く探すことをおすすめしています。
花粉症の薬についての記事はこちら
👉 「効きめの強い薬は眠くなる?自分に合った対策を見つけましょう」
患者さまのなかには鼻水が出続けていても、「昨年よりはマシだから」といって長年飲み続けた薬を服用されている方もおられますが、そういった場合はぜひご相談していただければと思います。
新しい薬に挑戦する際はそれまで服用していた薬も手元に残しておき、効き目が悪いようであれば戻すなど、症状を抑えながら体調を改善していきましょう。
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平松医院は岡山市北区磨屋町で
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