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判断がつかない体調不良、コロナの検査は必要?市販の検査薬はどう使う?

お役立ち情報22/04/28

新型コロナウイルスの感染者数は減ってきているものの、学校や職場では度々クラスターが発生し、不安を感じておられる方も多いと思います。

特にお子さんの体調が悪いとき、保護者の方はどうすべきか悩まれているとも聞きます。

そこで今回は、PCR検査を受けるタイミングや市販されている検査薬について説明したいと思います。

PCR検査は、学校や職場からの連絡を待つ必要はありません

まずお子さんやご自身に発熱などがありコロナの感染が疑われる際は、学校や職場などから連絡がなくてもPCR検査を受けることをおすすめします。

学校や職場で感染やクラスターが確認された場合は検査を受けるよう指示があるのですが、体調に不安がある場合は早めにご自身で検査を受けましょう。

学校や職場が感染の状況をどこまで把握しているのか、いつ頃正しい情報が揃うのかといったことはケースごとに異なります。

ご自身の体調なら学校の発表を待たなくても判断できますので、早めの行動を心がけてください。

結果が陽性であれば、周囲への感染を早い段階で防ぐことができます。

学校では欠席の基準を「本人および同居の家族の発熱、咳や喉の痛み、倦怠感」といったように定めていますが、ワクチンが進んだことや、変異株が増えて従来の症状とは異なる場合があることも確認されています。

おかしいと感じたら、早めに検査されるのがよいでしょう。

市販の検査薬は使用方法を守って活用する

最近ではドラッグストアなどでも、コロナの検査薬が購入できるようになりました。

ご家庭で常備し、「PCR検査を受けるほどではないけれど、不安がある」と感じたときに使用されるのはよいと思います。

自覚症状はないけれど、学校や職場で感染した人がいて不安なときなどは、家庭用の検査薬があればひとまずの判断基準となります。

ただPCR検査もそうであるように、ご家庭での検査も100%確実ではなく、その後の体調を観察しながら、医療機関などでのPCR検査が必要になる場合があることを知っておいてください。

検査方法も唾液で調べるものなど、いくつか種類があるようです。

ウイルスの種類によっては鼻やのどの入り口付近でも採取できるものと、のどの奥でなければ確認できないものがあります。

インフルエンザのように鼻の奥でなければ検体を採取できないものであれば、説明書に沿って注意深く採取することも必要になります。

PCR検査もご家庭での検査も、「陰性だから大丈夫」という判断をするためのものではなく、陽性の場合にいち早く対応するためのものであることを覚えておいてください。

新型コロナウイルスについては、初期に比べるとたくさんのことがわかってきています。

引き続き手洗いやソーシャルディスタンスを続けながら、正しい情報に沿って自分にできる予防を行っていきましょう。

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